キャンプではガスカートリッジの活用がキモ!車での保管はOK?

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投稿日:2019年10月9日 | 最終更新日:2021年8月17日

キャンプにおいては、火を使うシーンが多くあります。しかしキャンプ初心者はもとより、そこそこのキャンプ経験を積んでいるキャンパーであっても、キャンプにおいて使うガスカートリッジの使い方や使い分けが今ひとつわからないという場合もあります。この記事では、ガスカートリッジの取り扱いについて解説していきます。

キャンプにおけるガスカートリッジの使い方いろいろ

キャンプにおいては、火を使うシーンが数多くあります。まったく火を使わずにキャンプをするというのは逆に難しいものです。では、具体的にどのようなシーンでガスを使うのかについて、以下に解説していきます。

まずはキャンプの楽しみ、料理で使用


出典:PIXTA

キャンプにおいては、食事もひとつの楽しみです。キャンプサイトによっては、焚き火などを使用することが認められている場合もあり、このような場所では焚き火を使っての鍋料理や、焚き火テーブルを使ってバーベキューなどを楽しむというケースもあります。しかしそうでない場合には、手元だけで火を扱える道具が必要になります。
このような場合に活躍するのは、ガスカートリッジを接合したガスバーナーです。
見慣れたアウトドア用品としては、ガスカートリッジを土台としてその上に配置し、上に小さなパンやスキレットなどを乗せることができるようになっています。これによってお肉を焼いたり、パスタやスープなどを煮たりすることができるようになります。
アウトドアをする季節は様々ですが、春秋でのキャンプでは、朝晩は冷え込むことも多いため、温かい食事を取りたくなることもあるでしょう。そのような場合に、ガスバーナーが強い味方となってくれます。

外で楽しむと格別!ホットドリンクで使用


出典:PIXTA

家庭で温かいコーヒーや紅茶を沸かすときには、主に電気ポットを使うことが多いでしょう。電気ポットで沸かせば時間も短縮でき、飲みたいときに飲みたいだけ温かいものが飲めます。
しかし、アウトドアでは電気が使えないのでそうもいきません。とはいえ、寒い環境や夜のひとときには、温かいドリンクをゆったりと飲む時間というのも貴重です。
このようなとき、ガスバーナーを使ってお湯を沸かし、ホットドリンクを入れることができます。キャンプにももちろん待機時間や、休憩時間などはあるので、ほっと一息つくときに温かいコーヒーやお茶があると嬉しいですよね。普段とは異なるホットドリンクの楽しみ方ができるでしょう。

アウトドアらしさ!ガスランタンを灯す


出典:Coleman

普段灯りを取る場合には、基本的に電気を使うことが多いでしょう。もちろん、アウトドアで電気を使うことも不可能ではありません。ソーラーバッテリーや通常のバッテリーを搭載したLEDランタン、懐中電灯のほか、より簡単に懐中電灯で使えるランタンなども販売されています。それらは便利ではありますが、やはり「アウトドアらしさ」を感じるものといえばガスランタンでしょう。ガスランタンに火をともし、ガラスをかぶせるという手順や、ガスによって美しく燃える一筋の火は、電気ではなかなか味わい難い雰囲気を持っています。このようなアウトドアならではの楽しみとしてガスランタンを使用する際にも、ガスカートリッジが活躍するのです。

ガスの種類いろいろ:パワーの違い

キャンプやアウトドアで使うガスカートリッジにはいろいろな種類がありますが、まずその中のガスのパワー(圧力)の違いがあります。このガスのパワーの違いは、キャンプにおいても必要な知識となるため、把握しておく必要があるといえるでしょう。まず、ガスの圧力は、気化させる温度によって異なるということを知っておくとよいでしょう。温かい環境では、圧力が普通のものでも問題なく気化しますが、山の上にあるキャンプ場などのやや気温が低いところで使う場合には、ガスの圧力が高めのものを使う必要があります。また、さらに高い山の上でのキャンプや極寒地でのキャンプを想定しているような場合には、圧力の高いガスを使う必要があるといえます。

ガスの種類いろいろ:形状の違い

一般家庭などでも使うことがあるガスボンベとしては、缶タイプのガスボンベがあります。これはカセットコンロなどで使うものですが、基本的にこの製品は安価であり、対応する機器で使用するのであれば、外で使うことも可能です。
ただし、アウトドアスタイルのガスボンベに比べてパワーが低いため、寒い環境ではなかなか使用できないことがあります。
夏場・低地での使用であれば、このガスボンベは比較的手に入りやすいこともあり、使用する候補のひとつとして考えたほうがよいでしょう。一方、持っているガス関連機器のキャンプギアがキャンピングスタイルであるという場合や、高地・寒い環境でガスを使用する可能性があるという場合には、キャンピングスタイル(アウトドア用)のガスボンベを使用する必要があるといえます。ちなみに、カセットガスに使用するタイプの缶は「CB缶」と呼び、アウトドアタイプのずんぐりとしたガスカートリッジは「OD缶」と呼ばれます。

自分のキャンプにしっかりと合致するガスを選ぶことが重要

このように、ガスにはパワーの違い、そして缶の違いとして「CB缶」と「OD缶」といった種類があります。どちらを使えばよいのかよくわからなかった、という方も少なくないでしょう。基本的には、「いつもこちらを使っていればいい」ということではなく、自分が訪れるキャンプ地に合致するガスをセレクトすることが必要だといえます。キャンプに行くときには低地や温暖な地域に訪れるというような場合には、CB缶といった選び方でも問題ありません。しかし、アウトドアらしい雰囲気のキャンプギアを使いたいという方や、高地や低音の地域でのキャンプをする可能性がある場合には、OD缶を使用する必要があるといえるでしょう。

次のページ:シングルバーナーもスタイルに合わせて選ぼう!

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