キャンプ初心者でも失敗しない寝袋(シュラフ)の選び方!

投稿日:2020年3月15日 | 最終更新日:2021年8月18日

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キャンプで欠かせないものの1つに、寝袋(シュラフ)があります。
いざ購入しようとするとたくさんの種類があり、どれにすれば良いのか分からないと悩んでしまう方は多いのではないでしょうか?
しかし、「寝られれば良いや」と適当に選んでしまうと、せっかくのキャンプが台無しに終わってしまう可能性があるので注意が必要です。

そこで今回は失敗しない寝袋(シュラフ)の選び方を徹底解説します。
キャンプ初心者の方でも安心して選べるよう、種類や選ぶ際のポイントなどを分かりやすくご説明します。

記事の後半にはおすすめの寝袋(シュラフ)もご紹介するので、是非参考にしてみてください。

寝袋(シュラフ)にも種類があるの?

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そもそも寝袋(シュラフ)には様々な種類があることをご存知でしょうか?
形状や中綿の素材によって、特徴やどんなキャンプに適しているかは異なります。

以下をチェックして、寝袋選びの参考にしましょう。

形状

寝袋(シュラフ)の形状は主に以下の3つに分けられます。
使用感や保温性が異なるので、自分の好みや用途に合わせて寝袋(シュラフ)を選びましょう。

封筒型

コールマン(Coleman) 寝袋 コージーII C5 使用可能温度5度 封筒型 オレンジ 2000034772

その名の通り、封筒のような長方形をしている寝袋(シュラフ)。
なかに入っての使用はもちろん、ファスナーを閉じずに掛け布団や敷き布団のようにして使用もできます。
使用感が布団に近いので、キャンプ初心者におすすめ。連結も可能なので、ファミリーのキャンプにもおすすめです。

マミー型

コールマン(Coleman) 寝袋 タスマンキャンピングマミー L-15 使用可能温度-15度 マミー型 2000022267

「マミー=ミイラ」とも呼ばれ、その名前の通り身体をすっぽりと包み込む形状の寝袋(シュラフ)。
顔や首回りまでしっかりと覆われるので保温性が高く、本格的な登山やキャンプをする際におすすめです。
持ち運びがコンパクトなのも大きなメリットでしょう。

ラップ型

SLUMBERJACK(スランバージャック) シュラフ ラップランド0DEG A51732316

マミー型に似ていますが、マミー型よりも肩口が広いのが特徴の寝袋(シュラフ)。
一般的にドローコードが付いているので、それを引っ張ることで顔や首回りを密着させます。
マミー型ほどの保温性はないですが、軽量で持ち運びやすく、春〜秋のキャンプにおすすめです。

中綿の素材

一般的に中綿に使用されているのは、以下の2種類です。
どちらもメリット・デメリットがあるので、それぞれの特徴を把握しておきましょう。

ダウン

保温性が高く、触り心地も良いダウンを使用している寝袋は、収納時のコンパクトさも魅力。
しかし水に弱く洗うときには専用の洗剤が必要であったり、保管に気を付けないとカビが生える可能性があったりと、お手入れが少し難しいという特徴があります。
また、化学繊維よりも高額になる傾向があります。

化学繊維

水に強く速乾性もある化学繊維を使用している寝袋は、洗濯機で丸洗いすることも可能なことが多く保管も簡単なのが魅力。
比較的リーズナブルな商品が多いのも特徴です。
ただしダウンほどの保温性はなく、重くて収納時のサイズが大きいというデメリットもあります。

初心者が寝袋(シュラフ)を選ぶ際のポイント

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それでは失敗しない寝袋(シュラフ)を選ぶには、どんなポイントに気を付ければ良いのでしょうか?
ここでは、初心者の方におすすめのポイントを3つご紹介します。

使用用途を明確にする

屋外のキャンプで使用するのか、車中泊で使用するのかなど、使用するシーンによって適する寝袋(シュラフ)は異なります。
また、使用する季節によっても違ってくるので、まずはいつどこで使用するのかを明確にしましょう。

快適使用温度と限界使用温度をチェックする

寝袋(シュラフ)には、快適使用温度と限界使用温度の2つがあります。
それぞれの意味は、以下の通りです。
使用用途を明確にしたら、以下に当てはまるかを確認しましょう。

・快適使用温度:快適に温かく眠ることが可能な温度域
・限界使用温度:寒さは感じるが、上からブランケットを足すなどの工夫次第で使用可能な温度域

快適に使用したいと考えているなら、快適使用温度の域に入っているものがおすすめです。

夏と冬での寝袋(シュラフ)選びのポイント

夏と冬でも、寝袋(シュラフ)選びのポイントは異なります。
肌触りや通気性、速乾性なども重要ですが、最も重要なのは保温性です。

それを図るために指針となるのが限界使用温度です。それぞれ、以下を参考基準とすると良いでしょう。

夏場:限界使用温度が10℃以上のもの
冬場:限界使用温度が−10℃ほどのもの

ただし、夏場は夜になっても温度がさほど下がらない場所もあります。
その場合は寝袋自体必要がないので、寝袋を持っていっても無駄になってしまいます。

無駄な荷物にならないように事前にキャンプする場所の夜の温度を調べておくと良いでしょう。

初心者におすすめの寝袋(シュラフ)5選

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ここまで寝袋(シュラフ)についての基本的な知識や選び方などについて解説してきましたが、実際に購入するとなると、どれを買って良いのか悩んでしまう方は多いでしょう。

そこで、初心者の方でも利用しやすいおすすめの寝袋(シュラフ)を5つご紹介します。
季節別にご紹介するので、キャンプをする時期に合わせて選んでみてください。

快適な時期でキャンプする人向け

まずは、春や秋など気温が安定している時期にキャンプをする人におすすめの寝袋(シュラフ)を2つご紹介します。
ゴールデンウィークやシルバーウィークでの利用を考えている方は、3シーズン用と記載してあるものや快適使用温度が5℃以上の寝袋(シュラフ)を選ぶと良いでしょう。

■CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 寝袋封筒型シュラフ プレーリー 600

キャプテンスタッグ 寝袋 【最低使用温度15度】 封筒型シュラフ プレーリー 600 ネイビー M-3449

プロも使用していると評判のキャプテンスタッグの寝袋(シュラフ)。
封筒型で、シンプルな形状が特徴です。撥水加工は施されており水濡れや汚れに強いので、利便性があるのがポイント。
汚れても丸洗いが可能なので安心ですね。

速乾性もあるので、就寝中に汗をかいても不快感を覚えにくいのもメリットの1つです。
生地は軽いですが保温性はあり、機能性も抜群。とにかく軽量で価格もリーズナブルなので、気軽にキャンプを始められる手軽さが最大の特徴でしょう。

サイズ:収納時/(約)外径20cm×高さ38cm
材質:表地/ポリエステル100%、裏地/ポリエステル100%(マイクロファイバー)、中綿/ポリエステル(ホローファイバー)600g
使用温度目安:(約)15℃〜
重量:0.98kg
付属品:収納バッグ

■Coleman(コールマン)コルネットストレッチ2 L-5

コールマン(Coleman) 寝袋 コルネットストレッチ2 L-5  使用可能温度-5度 マミー型 ネイビー 2000031103

マミー型の寝袋(シュラフ)。
寝袋に入った後に手足を出せる仕様になっているのが最大の特徴で、夜になって肌寒くなってきても寝袋から出ずに動けるメリットがあります。
ストレッチ性があるのでフィット感もあり、寝心地や保温性も抜群。

センタージッパーなので着脱も簡単で、寝袋の使用に慣れていない方でも安心です。
洗濯機で丸洗いが可能なので、お手入れが簡単なのもポイントでしょう。

サイズ:使用時/約205cm×67cm〜84cm、収納時/約直径45cm×25cm
材質:表地/ポリエステル、裏地/ポリエステル、中綿/ポリエステル
使用下限温度:−5度以上
重量:約1.6kg
付属品:収納ケース

寒い季節にキャンプをする人向け

寒くてもキャンプをしたい!というキャンプ上級者の方には、保温性の高いコールマンの寝袋(シュラフ)がおすすめ。
上でご説明したように、限界使用温度が−10℃程度ほどのものを選ぶようにしましょう。

ここでは、寒い季節や土地で使用するのにおすすめの寝袋(シュラフ)を3つご紹介します。

■Coleman(コールマン)タスマンキャンピングマミー L-15

コールマン(Coleman) 寝袋 タスマンキャンピングマミー L-15 使用可能温度-15度 マミー型 2000022267

保温性と可動性を両立させた寝袋(シュラフ)。
マミー型で身体にフィットするので、寝袋のまま寝返りを打つこともできる快適さが特徴です。

ファスナーの内側部分に、中綿の入ったチューブを使用することで冷気を遮断。
フードが付いているので頭部も温められますし、フード部分のファスナーを閉めれば、さらに保温性がアップします。

中綿がたくさん入っているのでかなりボリューミーではありますが、コンプレッションベルトやコンプレッションケースが付いているのでコンパクトに収納できるのもポイント。
洗濯機で丸洗いOKなのも大きな利点です。

サイズ:使用時/約83cm×203cm、収納時/約直径31cm×49cm
材質:表地、裏地、中綿/ポリエステル
快適温度:-9度
使用可能温度:-15度
重量:約3.4kg
付属品:収納ケース

■NANGA(ナンガ)オーロラ600DX CAMO/レギュラープラス(180cm対応)

山渓とNANGAが共同で企画した商品。
定番は「オーロラ600DX オールブラック」ですが基本的なスペックを変えずに、よりしなやかさと膨らみが増しているのがカモフラージュ柄のポイントです。

最大の特徴は、ダウンを総重量の約半分も使用しているという贅沢感。
ふかふかの感触で寝心地は抜群に良いですし、保温性も高いので寒くても快適な夜を過ごすことができるでしょう。

また防水性や透湿性にも優れているので、使用中に蒸れて不快感を覚える心配もありません。

サイズ:使用時/最大長215cm×最大肩幅80cm、収納時/φ18×30cm
素材:表生地/オーロラテックス、裏生地/40dnナイロン内部構造:ボックス構造
ショルダーウォーマー内蔵ダウン量:約600g
快適使用温度:−11℃
使用可能限界温度:−30℃
総重量:約1,350g

一年通して、キャンプを楽しみたい方向け

■Coleman(コールマン)寝袋 マルチレイヤースリーピングバッグ

コールマン(Coleman) 寝袋 マルチレイヤースリーピングバッグ 2000034777

最後におすすめするのは、オールシーズンキャンプを楽しみたい方におすすめの寝袋。
オールシーズン楽しむとなると、通常春〜秋用と冬用の2つの寝袋を購入する必要がありますが、この寝袋は3つのレイヤーを組み合わせても分割しても使用可能なのでこれだけでOKです。

封筒型なので広げて使うこともできますし、2つ連結しての使用もできるので、ファミリーで使用するのも良いでしょう。

一般的に寝袋にはナイロンが使用されていることが多いですが、この寝袋はフリース素材なので寝心地が抜群。
まるで毛布を掛けているかのような保温性と寝心地を味わえます。

収納時のサイズが大きめという難点はありますが、保温性第一で考えるのであればこちらの寝袋がおすすめです。

サイズ:使用時/約90cm×200cm、収納時/約52cm×29cm×38cm
材質:表地/ポリエステル、裏地/ポリエステル、中綿/ポリエステル
重量:4.9kg
付属品:収納ケース

まとめ

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寝袋(シュラフ)は、キャンプを良い思い出にするかどうかを左右する重要なアイテム。
寒さで夜寝られなかったり、かさばってしまい持ち運びに苦労したりすると、せっかくのキャンプも苦い思い出となってしまいます。

様々な商品がありますが、今回ご紹介した選び方を参考にしてぴったりの寝袋(シュラフ)を選んでください。
用途に合ったものを選んで快適なキャンプを過ごし、是非素敵な思い出を作ってください。

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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